7期スタディーツアー紹介1

昨年訪問した施設の一部などツアーの詳細を紹介していきます。

①不発弾処理

 不発弾という言葉はご存知ですか? 不発弾というのは、飛行機から投下された爆弾等が何かの不具合で爆発せずにそのまま残ったもののことを指します。カンボジアというと地雷のイメージが強いですが、内戦等の影響で不発弾も未だに残っており、事故によって死傷するケースが今でもあるそうです。今回は実際にその不発弾を処理する現場へ見学に行ってきました。

 

 

 

 村人が見つけた不発弾を集めて、地中に埋めて爆破。地雷も含め今の日本では身近に感じられないものですが、戦争や平和について改めて考えさせられました。

 その後、処理以外の活動として行われている啓蒙教育の様子も見学してきました。住民が不用意に扱わないようにするものです。

この一面全てゴミです。自然発火で煙があがっている様子がわかります。
この一面全てゴミです。自然発火で煙があがっている様子がわかります。

②ゴミ山

 ゴミ山というものをご存知ですか?フィリピンのスモーキーマウンテンなどが有名ですが、途上国ではゴミ処理施設が整っていないためにゴミが焼却されることなくそのまま捨てられ、山のようになったもののことです。直射日光による自然発火で有害なガスが発生し、近隣住民の健康に悪影響を与えていると言われています。

 そして、貧しさゆえにそのゴミ山から金属を見つけて、それを売ることで生計を立てているスカベンジャーと呼ばれる人たちがいます。農村よりその方が高い収入を得られるためです。ここではそんなゴミ山の様子をご紹介します。

子どもたちとの交流。子どもたちの笑顔はどこへ行っても変わりません。
子どもたちとの交流。子どもたちの笑顔はどこへ行っても変わりません。

 ゴミ山の移転を行うということで数は少なかったですが、ゴミの山をあさる人がいました。今回はこのゴミ山の住人たちに対して、教育等の支援を行っている団体のご協力を得て訪問させていただいたのですが、その方の言っていたことが印象的でした。

「今の状態で彼らは十分に幸せだし、必ずしもこのゴミ山を無くす必要があるとは思わない。」

 単純にゴミ山を悪いものと捉え、無くなった方がいいと思っていた自分にとっては色々と考えさせられる言葉であると同時に、多様な価値観があることを知りました。